1月4日に富山県氷見市で死がいで見つかった野鳥のコハクチョウ1羽から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。今シーズン富山県内では3例目で、県は急きょ今後の対応などについて協議しました。
富山県は今月4日に氷見市布施で回収された野生のコハクチョウの死がいから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。

コハクチョウが回収された地点から半径10キロ圏内はすでに野鳥監視重点区域に指定されていて、県内に26あるすべての養鶏所で異常は確認されていません。
これを受けて富山県は12日、危機管理連絡会議を開きました。なかでは監視重点区域が解除されるまで渡り鳥の目視調査を週1回から2回に増やし監視を強化していることを報告。また、県内全ての家畜の飼育業者に改めて衛生管理を徹底するよう呼びかけるとしています。
今シーズン、富山県内で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたのはこれで3例目となります。