混雑を避け、地方の穴場スポットを訪れる旅行スタイル「アンダーツーリズム」に取り組むイギリスの旅行会社が富山県内を視察し、高岡の伝統技術に触れました。

旅行会社の担当者「すばらしい」

9日、高岡市のシマタニ昇龍工房を訪れたのは、イギリスの旅行会社インサイド・ジャパン・ツアーズの役員13人です。

4年前から県はイギリスからの誘客促進に取り組んでいて、この旅行会社にも観光プロモーションを働きかけてきました。

近年、主要な観光地ではない地方の穴場スポットを訪れる「アンダーツーリズム」を通して人との出会いを求める外国人観光客が増えていることから、この会社では去年から富山や長崎などでツアーを実施しています。

その重要拠点として富山への誘客に力を入れていて、去年はおよそ3000人がツアーで富山に訪れました。

サイモン・キングさん
「東京や京都より日本の本来の魅力を肌で感じられる富山が人気になっています」

9日の視察では高岡の伝統技術を体験。

職人「ふたつのおりんがありますがどっちが調音後でしょう。一つ目。二つ目。正解は、2番です」

また、実際に職人技にも挑戦。

旅行会社の担当者「まっすぐたたくのが難しい」

職人の技術の高さに感銘した様子でした。

サイモン・キングさん
「伝統産業に携わる職人と直接出会えることは、富山を訪れる一番の魅力だと思います。これから、イギリスやアメリカ、オーストラリアなど多くの観光客に富山に来てもらい、地元の人との関わりや、おいしい食べ物、伝統工芸といった魅力を伝えていきたいです」

このあと視察団は、砺波市の散居村展望台や南砺市の民藝館も訪れたということです。