北アルプス・黒部ダムへと続く登山道「読売新道」で29日、54歳の男性が30メートル滑落して肋骨を折るなどの重傷を負いました。男性は滑落後、自力で登山道に這い上がり山小屋で一夜を過ごしましたが、翌朝動けなくなり、県警ヘリで救助されました。
上市警察署によりますと、滑落したのは神奈川県川崎市に住む54歳の会社員男性です。
男性は29日午後2時20分ごろ、水晶岳に登頂したあとの下山中、赤牛岳山頂から北東約5キロメートル(標高約1,520メートル)の地点で足を滑らせ、斜面を約30メートル滑り落ちました。
男性は自力で登山道まで這い上がり、近くの山小屋にたどり着いて一夜を過ごしました。
しかし翌30日になって自力で動けなくなり、山小屋の従業員を通じて救助を要請。出動した富山県警の山岳警備隊員と県警ヘリ「つるぎ」によって収容され、富山大学附属病院へ救急搬送されました。この事故で男性は左肋骨などを折る重傷です。
男性は26日に富山市の折立から入山し、薬師沢小屋や高天原などを経由して、29日に黒部ダムへ下山する予定でした。











