1月4日に富山県氷見市で死がいで見つかった野鳥のコハクチョウ1羽は、環境省の遺伝子検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性であることが確認されました。

結果を受けて環境省はコハクチョウを回収した地点から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定しています。

富山県は現時点での病原性は未確定で、高病原性鳥インフルエンザが確定されたわけではないとしていてます。

高病原性鳥インフルエンザかどうかは早ければ11日にも判明する見込みで、確定検査の結果、陽性が確認された場合、関係機関による危機管理連絡会議を開催することになっています。

高病原性鳥インフルエンザの感染が確定した場合、去年11月に富山市で死がいで見つかった野鳥のノスリに続き、3例目となります。