庄川上流域の山間部で計画されている産業廃棄物の最終処分場をめぐり、建設に反対する市民団体が23日、富山県高岡市で交流会を開き、約90人が参加しました。

産廃処分場は岐阜県高山市荘川町六厩の山間部に計画されているもので、2019年に富山市の業者が岐阜県に事業計画書を提出。
現在、条例に基づき手続きが進められています。
周辺の自治体や農協からは農作物などへの影響を懸念する声が上がるなか、去年11月、建設中止を求める市民団体が発足し、署名活動などを続けています。
交流会では、愛知県瀬戸市での産廃処分場の設置に反対する技術士の櫛田末治さんが、事業予定地について、土砂災害のおそれがあるほか、活断層が通過していることを説明しました。

櫛田末治さん
「牧ヶ洞断層が通過する。これ管理棟か何か、中枢になりますかね、産廃施設の。それが3メートル動いたらどうなるかといったことを想像すると、ぞっとするようなことになります。産廃場をつくることはとんでもないなと思っています」

政府の地震調査委員会の長期評価では、牧ヶ洞断層などからなる国府断層帯は、今後30年以内の地震発生確率が3%以上とされる「Sランク」に分類されています。
市民団体は今後、こうした交流会を重ねるとともに、集まった署名を岐阜県知事に提出することにしています。










