看護師が経営 漢方をブレンドした“健康茶”  

一方、富山市に2022年にオープンした漢方カフェ「健康薬店 一輪の思いやり」は、ひとりひとりに寄り添ったパーソナルなケアを提供しています。

店主の本多明子さんは、24年間看護師として勤めてきた経験を持ちます。

健康薬店一輪の思いやり 本多明子さん
「一見、自分の今の症状と関係がないような質問も書いてあるかもしれませんが、点と点が線で結びつくことがよくあるので、全部書いていただきたいです」

カウンセリングを通じ、40種類の漢方の中からその日の体調に合わせた一杯をブレンドしてくれます。(※普段漢方を服用していない人が対象)

健康薬店一輪の思いやり 本多明子さん
「検査結果ではないですけれど、体質的に『血虚』、血が少ない。血の巡りを良くして、血を入れてあげる漢方をお出しします」

嘉藤アナ「ショウガのような、漢方独特の香りがしますね。いろいろ入っているので苦いのかなと思ったらそうでもなく、あまり舌にも残らないですし想像以上に飲みやすいです」

ほかにも、酵素ドリンクや薬膳茶なども提供。

この冬の薬膳茶には、腸内環境の改善や血の巡りをよくする効果が得られるよう、なつめ、バラのつぼみ、黒豆、チンピなどを入れているということです。

健康薬店一輪の思いやり 本多明子さん
「もともと看護師だったんですけれど、14年ほど前に『がん』になりまして、この先自分はどうしていこうかなと思った時に、すべての人に『がんばってね』という感じで、花束をプレゼントしたいなという気持ちになって、このお店をオープンしたんです」

本多さんは、闘病生活の時につらい気持ちを吐き出す場所がなかった経験から、自然由来の優しい漢方や薬膳を通じて、心が和らぐ時間を過ごしてほしいといいます。

健康薬店一輪の思いやり 本多明子さん
「気軽にお店に来ていただいて、不安とか悩みとかほんのちょっとでも心が穏やかになっていただければいいなと思っています」

かつては中高年が中心だった漢方市場。今やSNSやカフェを通じて、老若男女問わず身近な存在になっています。

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