「苦くて飲みにくい…」そんな漢方のイメージが今、変わっています。20代の漢方需要が7年で4倍に増えるなど若い世代に浸透中。富山県内にも生薬を使ったメニューを提供する「漢方カフェ」が続々と誕生しています。背景にはSNSの影響や、西洋薬では補えない「日常の不調」への関心がありました。

5世紀ごろ日本に伝わり、中国医学をもとに独自に発展してきた「漢方薬」。
草の根や葉、果実の種などを「生薬(しょうやく)」として用い、2つ以上組み合せて構成される自然由来のお薬です。
これまで漢方市場は中高年層が中心でしたが、若者の間で注目が集まっています。

クラシエ薬品の調査によると、一般用漢方薬市場における20代・30代の購買指数は年々増加。特に20代の伸びは顕著で、2018年には15.8%だった数値が、2025年には62.7%と、わずか7年で約4倍にまで跳ね上がっています。
20代の購入ランキングでは、定番の「葛根湯」に続き、ダイエット効果が期待できるとしてSNSを中心に注目を集めた「防風通聖散」が上位にランクイン。

防風通聖散を服用する20代女性
「TikTokとか、インスタとかで(防風通聖散が)めっちゃ流れてきます。ダイエットとか、むくみとか色んな人が投稿しているのを見ます。飲まないと効果を全然感じないので、結構効果があるなって」
肌トラブルやストレス症状といった、西洋薬では対処しづらい「日常の不調」に漢方を取り入れる若者が増えています。











