「代謝」も体感時間に影響する

「出来事の数」以外に、「代謝」も体感時間に影響を与えます。

富山県立大学 岡崎聡講師
「朝起きてすぐなど代謝が低いときは、時間が早く過ぎる傾向があります。逆に、代謝が上がってくると時間は長く感じるようになります」

代謝が低いときは脳の処理速度も緩やかになり、取り込める情報量が少なくなります。「休日に家でダラダラ過ごすと、あっという間に夕方になる」のは、このためです。逆に、運動中や興奮状態で代謝が高いときは、脳が短い時間で膨大な情報を処理するため、時間が濃密に(長く)感じられます。