富山県内でのインフルエンザの感染拡大が止まりません。県内では1日、新たに小学校など18校から学級・学年閉鎖が報告されました。

富山県内で、新たに、学級・学年閉鎖の措置について報告があったのは幼稚園と小中高校のあわせて18校です。

このうち、幼稚園は富山市の富山カワイ幼稚園の1校、小学校は富山市の山室小学校や針原小学校など12校、中学校は滑川中学校や片山学園中学校など4校、高校は、入善高校の1校です。

県内では先月23日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数が1定点医療機関あたり60.83人と前の週の34.58人から大きく増加。自治体別では富山市が81.06人と最も多くなりました。

感染者は全ての年齢層で増加傾向にあり、特に15歳未満の報告数が大きく増加しているということです。今後さらなる感染拡大が懸念されることから県は、手洗いや咳エチケット換気など基本的な感染対策を心がけるよう呼びかけています。