買い物客が増える年末を前に、スーパーマーケットなどの防火設備を点検する消防の査察が始まりました。

査察は富山県内の消防が大型商業施設などを対象に毎年この時期に行っているものです。

富山県射水市のスーパーマーケットには朝の開店前に消防職員2人が訪れ、消火器の使用期限が過ぎていないかや火災報知機などが装飾で隠れていないかなどを1つ1つ確認しました。


富山県内ではことし1月から先月末までに138件の火災が発生し、このうち1月が19件ともっとも多くなっていて、消防は店内の装飾や商品が増えるこの時期、避難経路や誘導灯が隠れてしまわないよう注意してほしいと話しています。