自分らしさ取り戻す “アピアランスケア”

見た目だけでなく、心の持ちようも変わる乳輪アートメイク。

白井さんは今後さらに力を入れて活動していきたいと話します。

白井さん
「アートメイクがあるということを当たり前の社会にすることが目標。それも東京とかだけではなく地方でも当たり前に、一定レベルのアートメイクが受けられること、患者さん自身がこれを自費とかではなく、医療の一部としての適正価格で受けることが出来るというのが目標。一人でも多くの人が幸せに生活してくれたらいいなと」

眉のアートメイクやウィッグ、乳房補正具など、「自分らしさ」を守るためのアピアランスケアは、もっと多くの女性に知ってもらう必要があります。

富山県でも2024年度からウィッグや補正具の購入費の一部を助成する制度が始まりました。

一方で、乳輪アートメイクのように、まだ保険が適用されないものも多く、希望しても受けられない人もいます。誰もが平等に自分らしさを取り戻せる社会が求められています。