強い台風19号(ノグリー)は、日本の東の海上をゆっくりと南下していますが、今後も複雑な進路が予想されています。気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、台風19号(ノグリー)は23日夜、日本の東の海上にあり「強い」勢力を維持しながら、南南東へゆっくりと進んでいます。

【拡大図】台風19号進路予想 23日午後9時

▼台風19号は23日午後9時現在、日本の東の海上を南南東へゆっくりと進んでいます。中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sとなっています。暴風域は台風の中心から全域130km、強風域は東側390km、西側330kmに達しています。

▼ 24時間後の24日午後9時には、台風は東北東へ速度を上げ、日本のはるか東を時速15kmで進む見込みです。中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sと予測されています。

▼48時間後の25日午後9時には、進路を西に変え、ゆっくりとした速度で移動する見通しです。中心気圧は985hPa、中心付近の最大風速は30m/s、最大瞬間風速は45m/sまで弱まる見込みです。