来年春のセンバツ高校野球につながる秋の富山県大会が23日、富山市民球場(アルペンスタジアム)で決勝が行われ、富山商業が秋の大会8年ぶりの優勝を決めました。

秋の県大会決勝は富山商業と高岡第一が対戦しました。

0対0で迎えた4回ウラ、富山商業はランナー2・3塁の場面4番エースの藤岡大翔の内野ゴロで1点を先制します。

しかし、直後の5回表、高岡第一はランナー2塁から9番エース前田侑人のタイムリーですぐに同点に追いつきます。

5回ウラ。富山商業が2本のヒットなどで2・3塁のチャンスをつくると、9番堂口裕三のタイムリーで2点を勝ち越します。

富山商業は6回と7回にも追加点を奪って6対1とリードを広げます。

投げては、富山商業の藤岡が最終回を三者凡退に抑えるなど116球の力投。

富山商業は6対1で勝利し、8年ぶり20回目の優勝を果たしました。

富山商業 藤岡大翔選手
「チーム全員が一丸となってこの大会に望んだ結果が優勝につながった。一戦一戦しっかり戦って、(北信越地区大会を)しっかり勝ち切って、センバツ大会に出場したい」

決勝の前に行われた3位決定戦は氷見が6対3で新湊に勝ちました。

10月10日からは県内で北信越地区大会が行われ、富山県内からは富山商業、高岡第一、氷見、新湊の4チームが出場します。