社会人野球の三大大会の一つ「日本選手権」本選出場をかけて各地で予選大会が行われています。かつて自らも社会人野球の選手として白球を追いかけた過去を持つ”異色”のフォトグラファーがいます。バットをカメラに変えて富山の写真界に“上陸”した『シン・カメラマン』。選手と同じ目線で切り取る一枚は、海を越えて、あのイチロー氏をも深く頷かせました。
写真界に上陸した“シン・カメラマン”…トップチームの撮影に挑む

滑川市出身のフォトグラファー、相山慎さん(31)、愛称は「シン・カメラマン」。
この日、8月にオープンしたばかりの自身の新スタジオ「studio One Verse」(富山市)でハンドボール女子「アランマーレ富山」のホームページなどで使用する写真を撮影していました。

スタジオには終始、選手たちの笑い声が響いていました。
相山さんは、選手自身が考えてきたお気に入りのポーズや真剣に競技をしている姿などを次々と撮影。アランマーレは今シーズンからユニフォームのデザインが新しくなったこともあり、選手たちは自然と笑みがこぼれていました。
宣材写真を撮ってもらった大松澤彩夏キャプテンは――

アランマーレ富山 大松澤彩夏キャプテン
「明るいスタジオに相山さんの親しみやすい人柄で和やかな環境で撮影に臨めた。私たちも自然と笑顔になっていたので、仕上がりがとても楽しみ」
