気象庁は18日、日本の南で台風17号が発生したと発表しました。18日午後3時、南シナ海の北緯19度50分、東経118度50分において、熱帯低気圧が台風17号になりました。

台風は1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の東側330キロ以内と西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風の進路予想図 18日午後3時

▼台風の中心は、12時間後の19日午前3時には南シナ海の北緯21度20分、東経116度00分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

▼24時間後の19日15時には南シナ海の北緯22度10分、東経115度05分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、
最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

▼台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、48時間後の20日午後3時には華南の北緯23度20分、東経113度10分を中心とする半径155キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1004ヘクトパスカルが予想されます。なお、台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。

台風17号進路予想図 18日午後4時10分 気象庁
熱帯低気圧2つも台風に発達する可能性 18日午後3時 気象庁