体験を残すことが、誰かのためになるかな…
梅宮さんは、自身の闘病体験をSNSや講演会で積極的に発信しています。富山でも200人を超える参加者の前で講演を行ったという梅宮さん。その理由を次のように語りました。

梅宮アンナさん
「きょうも(どこかでがんを)宣告をされた人がたくさんいるわけですよね。私の後に続く人がすごく苦しむ、宣告を受けた時にすごく苦しい、どうしよう。今の時代なので、SNSを見ると思いますし、そういった時に『梅宮アンナっていう人がこういう方法で乗り越えたんだ』とか『こういう風に生活を送ってたんだ』という、ロールモデルというか、私の体験を残していくことが、誰かのためになるんではないかなという思いで発信しています」

梅宮さんは今後、闘病を通して気づいた「世の中にまだ足りないもの」を形にしていきたいとも語ります。
梅宮アンナさん
「がんだけではなく、病気の人に対する広い心をどんどん持ってほしいと思っています。とにかく私が体験して『これがない』と思ったものを作っていきたい。例えば下着とか。胸をなくした人がつける(自分に合う)下着がなかなかないので、とにかく自分の経験を形に残していけたらいいかなと思っています」
最後に富山の視聴者へのメッセージとして、梅宮さんはこう結びました。
梅宮アンナさん
「自分の目の前に起きたことっていうのは、多分意味があると思うので、そういう捉え方、物事の捉え方をして日々過ごしていただきたいと思います」
