立山黒部アルペンルートなどの観光地をもつ立山町が、宿泊税の導入を検討していることがわかりました。

3日の町議会で舟橋貴之町長が明らかにしたものです。

宿泊税は、ホテルや旅館などの宿泊客に課税され、自治体は条例で独自に決められるものです。

全国では金沢市など12自治体が導入していますが、立山町が導入すれば県内で初めてとなります。

町によりますと、近年はインバウンドを含めた観光客が増加傾向にあり、受け入れのための環境整備や登山道の維持管理に要する費用がかさんでいるとして、宿泊税を財源にしたいということです。

立山町は10月に設置する検討委員会で税額など詳しい枠組みを審議し、再来年4月の導入を目指しています。