台風11号から変わった熱帯低気圧が華南付近を西北西進する一方、西日本付近を高気圧が覆い、猛暑日となる地域が広がっています。15日は北海道地方を低気圧が東に進み、北日本から東日本では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。土砂災害や浸水、落雷などに警戒が必要です。

西日本中心に真夏日・猛暑日 熱中症に警戒

西日本の上空6000メートル付近は高気圧に覆われ、地上の高気圧がゆっくりと西北西に移動しています。

この影響で西日本を中心に晴れて気温が上昇し、広い範囲で真夏日となり、猛暑日となっている地域もあります。

この高気圧は16日にかけて東シナ海に中心を移しながら帯状に本州付近を覆い、地上の高気圧は東シナ海付近に停滞する見込みです。

西日本から東日本では16日にかけて、北日本でも16日は晴れて気温が上昇し、猛暑日となる所があるでしょう。熱中症などの健康管理に十分な注意が必要です。

衛星画像 14日正午 気象庁