去年7月の静岡県熱海市での土石流災害を受け、富山県は21日、「盛土規制のあり方」について話し合う4回目の会議を開きました。

この災害では盛り土が原因で大規模な土石流が発生。27人が死亡し、今も1人の行方がわかっていません。

富山県はこれまで、盛土に関する県独自の規制条例の制定も視野に検討を進めてきましたが、21日の会議では国が新たに制定した盛土規制法の規制基準をそのまま適用するのが妥当とし、独自の基準は設けない方向で一致しました。

県は今後、確認している盛土100か所について国の規制の対象となるものがないか調査を行うとしています。