富山城址公園で相次いでいたサギの大量死について、富山市は29日、大量死の原因は、マツなど樹木の伐採時期が不適切であったことによるものと明らかにしました。これまでに見つかった死骸は107羽に上り、富山市は今後、専門機関等の意見を踏まえ慎重な対策をとっていくと話しています。

サギの死骸が最初に発見されたのは先月28日のことです。公園を巡回していた業者が堀で死んでいる2羽のサギを見つけました。

その後、被害は急速に拡大。2日後には一日で40羽の死骸が確認されるなど、今月25日までに合わせて107羽が死亡したことがわかっています。

富山市によると、死亡したサギからは鳥インフルエンザなどのウイルスは検出されていないといいます。