マダニは春から秋にかけて活動が活発に…
SFTSは、主にウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染する病気です。発熱や嘔吐、下痢などの症状が現れ、重症化すると死亡率は10~30%に達するとされています。

県によると、マダニは春から秋にかけて活動が活発になります。野外活動の際は長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を避けることが大切です。また、ダニ忌避剤の使用も効果的とのことです。

もし咬まれた場合は、無理に引き抜かず医療機関で処置を受け、その後数週間は体調変化に注意が必要です。
近年はペットなどの動物からの感染も報告されており、過剰なふれあいは控え、動物に触った後は手洗いを徹底するよう呼びかけています。