明らかになっていないのは、党費の支出先…
調査が難航している現状について氷見市支部所属の市議は─。
自民党氷見市支部事務局長 松原博之市議
「市民の皆さんにはご迷惑かけるし、誤解も与えるんではないかなと思うんですけど、不確実なことをお話してもだめだろうということで、現在深掘りをしているところじゃないかと思いますけどね」

毛田キャスター
「松原さんご自身としては早く公表してほしいですか」

自民党氷見市支部事務局長 松原博之市議
「うーん。そうですね。既存の議員さんたちはね、今現在そういうこと(党費肩代わり)はなく、皆さんでやってらっしゃるんで『お前たちも一緒じゃないの』って言われるのはちょっと心外かなという面で、そういう面はありますけどね」

積良岳市議は、嶋田支部長から党費問題の聞き取りを受けたとし、この1か月間、真相解明を望んできました。

自民党氷見市支部 積良岳市議
「(市民から)そんなふうに思われるのが嫌だなっていうのはありますよね。もし見られるとね」

毛田キャスター
「そんなふうにっていうのは具体的に」

自民党氷見市支部 積良岳市議
「その氷見市支部で何かあるのかっていう話をね、言われたり、そういうふうに変なふうに見られるようなね、嫌な感じかなというふうに思うわけですよね」
毛田キャスター
「組織的な立て替えや肩代わり」

自民党氷見市支部 積良岳市議
「立て替えとかそんなわけじゃないけれど。何やっとるんやって感じでね。見られる。うん」

2010年まで市議を通算5期務めた松木俊一さんです。支部では、党費を県連に納める事務局長を担っていました。

先月の定期総会にも出席していて、支部の意思決定を図る常任総務会で、5人いるOB委員の1人に選任されています。

松木さんが関心を寄せるのは、まだ明らかになっていない党費の支出先です。

毛田キャスター
「2015年から22年分の党費の支出については、支部の活動費からお金を出した可能性がある」
自民党氷見市支部常任総務会 松木俊一委員
「何かそう言うとるね」
毛田キャスター
「それはどう思いますか」

自民党氷見市支部常任総務会 松木俊一委員
「とんでもないわ。私に言わせれば。自民党支部の会計をね。勝手に流用したというか。それは。そんなことは。そういうのはやっちゃいかんし。ね。そんなことをやったとは私はちょっと到底思えんがのう」