花を再び輝かせる “フラワーロス削減” …

この日、中山さんが訪れたのは富山市の生花市場。色とりどりの花が並んでいます。

見た目が美しい花が人気を集める中で、向かったのは小さな隅のコーナーです。規格外の花がひっそりと並んでいます。

ネイリスト 中山あさなさん
「一番きれいな状態だと思うので、これがまだまだ使い道がたくさんあるなと思います」

同行したのはドライフラワーや押し花で、アクセサリーやキャンドルを作っているフラワーアーティストの篠原莉子さん。

毎日市場に足を運ぶ篠原さんは廃棄される花の現状を知り、“このままでいいのだろうか”と感じるようになりました。SNSで声をかけたのは、ネイリストの中山さん…。

“命をもう一度咲かせたい” …その思いから、廃棄されてしまう花を再び輝かせる「フラワーロス削減」の取り組みを始めました。

フラワーアーティスト 篠原莉子さん
「一般的には普通のお花と比べ物にならないんですけど、開いてしまっている状態になります。普段はつぼみで置いてあるんですけど、もうだいぶ咲いてしまっている状態です」

「かわいい」
「ドライに?」
「押し花にもなります」
「やってみます?」
「やってみましょうか?」