廃棄と綺麗な花の違いってそんなにない

市場から戻った篠原さんが行うのは、花の美しさを、そのままの姿で閉じ込める作業です。

シリカゲルという乾燥剤を使って、花の色や形を保ちながらドライフラワーにしていきます。

卸業者からもらったチューリップもきれいな押し花になりました。

フラワーアーティスト 篠原莉子さん
「このチューリップもすごく綺麗に咲いていたのに、茎が折れちゃって廃棄になったチューリップで、全然綺麗なのに、捨てられるのはもったいないなって思いました」

フラワーアーティスト 篠原莉子さん
「花びらがないものでも、半分使えば全然綺麗なお花に見えたり、開きすぎたバラも、私から見たら綺麗なバラなので。こういうのを普段見ていて、廃棄と綺麗な花の違いってそんなにないんじゃないかなって思い始めたのがきっかけです」