官民一体で「すしの都九州協議会」設立

「すしの都」に名乗りを上げた福岡県北九州市は日本海側の「響灘」、潮の流れが早い「関門海峡」、流れが穏やかで植物プランクトンが豊富な「豊前海」の3つの異なる海に囲まれています。

「豊前海一粒かき」や「関門海峡たこ」や「藍の鰆」など、四季を通じて豊富な魚介類に恵まれています。

北九州市すしの都課 すしの都係長 德田やよいさん
「お刺身の盛り合わせのパックのですね、消費量が実は日本一なんです。スーパーの魚がすごくおいしくて(市民は)そういった魚にすごく慣れています。(市民は)結構、味にうるさいというか、新鮮じゃなかったら買わないです」

「そういう舌の肥えた市民が選ぶお寿司。みなさんがおいしいものもわかっているからこそ、職人さんもおいしいものをすぐに握って、すぐに提供して、新鮮なまま食べている、その循環でお寿司がおいしいという風に考えています」

北九州市では去年5月、武内和久市長が「すしの都」を目指すと宣言。

北九州市 武内和久市長
「すしの都、北九州市という方向性をしっかりつくっていきたい」

官民一体で「すしの都九州協議会」を設立し、北九州市のすしの魅力を広め観光客の誘致を目指そうと取り組みを加速させています。