浮き彫りになった教団の実態

元信者の女性（2022年7月取材）
「現実を振り返れば家庭はぐちゃぐちゃでしたね。いつもお金お金お金なんですよ。お金、献金献金」

10年間で1000万円近く献金したという女性。生命保険は解約、カードローンを組んで借金を重ね、家庭は崩壊したと言います。

ほかにも、元信者やその家族の証言から悪質な霊感商法や高額献金の被害、正体を隠した勧誘といった教団の実態が浮き彫りとなりました。

先祖の因縁を解決しなければならないと言われ、つぼや水晶玉を購入した元信者もいました。教団側の指示に従わざるを得なかったと言います。

元信者の女性
「水晶パワーでうちの運勢が全部いい方に変わっていくというものです」