1匹、1匹…、飼育員が1時間かけて水槽へ

ブリにストレスを与えないため搬入作業は時間との勝負。

飼育員らが重さ4.5キロ体長50センチから60センチほどのブリを何度も繰り返し階段をかけあがり急いで運んでいました。

中には、あまりの早さでカメラマンを置き去りにする飼育員も…。

魚津水族館 木村知晴飼育員
「ちょっとでも早く水槽から水槽に魚を移動させてあげたいと思って急いで…」「何往復目かわからなくなりました…」

10日はブリに加えてカンパチ5匹、マダイ5匹のあわせて70匹が、1時間がかりで富山湾大水槽に搬入されました。

魚津水族館 木村知晴飼育員
「疲れました。何とか無事、全部の魚を運ぶことができてよかったと思います」「ようやく、これで賑やかな元の大水槽に戻るんじゃないかなと思って安堵しています」

魚の搬入はおよそ1か月後に完了する予定で、これまでよりも2種類多い20種類、およそ130匹が楽しめるということです。

魚津水族館 木村知晴飼育員
「みんな初々しいですね。やっぱり入ったばっかりで落ち着きがないので、はやく水槽に慣れてくれるといいなと思います」「搬入した直後でまだサイズは小さいですけれども、非常に体はきれいだと思いますので、きれいなブリの姿をみてもらいたい」

10日搬入されたブリは水槽の中でさらに成長するということで、その過程も楽しんでほしいということです。