国内で最も古い水族館として知られる富山県魚津市にある魚津水族館。最大の目玉である「富山湾大水槽」の改修工事がほぼ終わり、水族館主役のブリが帰ってきました。60匹のブリを水槽に移す作業に密着すると…

改修工事で、魚がすべていなくなった魚津水族館の富山湾大水槽。10日およそ1か月ぶりにブリが帰ってきました。

魚津水族館 吉岡映美飼育員
「これでやっと大水槽のメインの主人公が帰ってきたので。雄大に泳ぐ姿を楽しんでいただきたいなと思います」

10日朝、大分県の養殖施設から到着したブリ60匹。

搬入作業は活魚車と呼ばれる特別なトラックから、水ごとすくうことのできる特殊なタモを使って1匹づつ手作業で行われました。

水槽につながるバックヤードは3階です。

記者「お疲れ様です。あとどのくらいですか?」

魚津水族館 西馬和沙飼育員
「半分はきったんじゃないですかね…」

記者「やっぱり急がないとだめ?」

魚津水族館 西馬和沙飼育員
「人間でいう空気を吸っていない状態で運んでいるようなものなので…」