「寿司といえば、富山」を掲げてブランディング戦略を展開する富山県。開幕まで60日となった大阪・関西万博でも富山のすしをPRです。

「寿司と言えば、富山」を掲げてブランディング戦略を展開してきた富山県。
新田八朗知事は12日の会見で、開幕まで60日となった大阪・関西万博のブースにもすしの要素を取り入れることを明らかにしました。
富山県 新田八朗 知事
「出展のタイトルですが、寿司といえば、富山、ウェルビーイングな環境の体感とします」

出展ブースは「富山の自然」「伝統工芸」「すし」を感じられる3つのエリアに分かれています。
自然を感じられるエリアでは、立山連峰から富山湾まで高低差4000メートルのダイナミックな地形をプロジェクターを活用して表現。

伝統工芸のエリアでは、ワークショップや職人との交流を通して、時代を超えて脈々と受け継がれてきた富山の伝統工芸のすばらしさを実感できる空間を目指します。
すしのエリアでは壁と床に映像を投影。立体音響も活用した臨場感あふれる空間で「ぶり」と「しろえび」をそれぞれ1貫ずつ、地酒と一緒に試食できるということです。
富山県 新田八朗 知事
「富山独自の風土や文化を象徴する『すし』を入口に伝統の技が光る工芸品へとつなげ富山県ならではのウェルビーイングを五感で体感できる空間を演出する。万博をきっかけに富山県に来たいと思っていただく、ひいては関係人口になっていただくことを狙いとしています」
富山県のブースは万博期間中の6月27日から29日までの3日間出展されます。