県立高校再編のあり方について地域の声を聞く意見交換会が11日、富山県南砺市で行われ約50人が出席しました。

富山県県教育委員会は去年11月、県立高校を2038年度までに現在の34校から20校程度に再編する方針を示していて、意見交換会は高校再編の基本方針の策定に向け県内4つの学区ごとに開かれているものです。

参加者からは、「ある程度の規模の学校を残してほしい」「住んでいる地域によって学校の選択肢が狭まることは避けてほしい」などの意見が出ました。

現役の高校生からは「大規模校、中規模校、小規模校ができるのは、選択肢が増えるし、いろいろな学科が増えて面白いし、小規模校で学びたい人の希望も取り入れていけるから面白そうでいいなと思う」という意見がありました。

意見交換会に出席した高校生
「より良い学校になるように工夫されていくというのは面白いと思ったし、高校生や次に入学してくる中学生とかにももっと知ってもらえたら」

高校再編についての意見交換会は2月15日に射水市で、23日に黒部市でも開かれます。