富山県内に大雪をもたらしたこの冬一番の寒波はピークを越えましたが依然雪の降りやすい状態が続いています。11日にかけて再び平野部でも積雪のおそれがあり、屋根からの落雪やなだれに注意が必要です。

冬型の気圧配置の影響で10日の富山県内はあさから雪が降りました。富山市内では先週から降り積もった雪を避けながら通勤・通学する人の姿がありました。

女性「(先週は)もう大変でした」

記者:ピークは過ぎたということですが

女性「ちょっとほっとしています。きょうもだいぶ道、きれいだったんで。もう降らないでほしいです」

男性「天候結構不安定なんで、それに備える」

午後5時時点の積雪は朝日で65センチ、砺波で61センチ、富山で49センチなどとなっています。

冬型の気圧配置は緩んだものの、富山県内はこのあとも気圧の谷や寒気の影響を受け、雪となる見込みで、あす午前6時までに予想される12時間降雪量は東部西部ともに多いところで平野部で10センチ山間部で20センチとなっています。

雪は11日朝には止む予想ですが屋根からの落雪などこれまで降った雪による被害にご注意ください。