4年ぶりに富山市で積雪70センチを超えるなど、近年にない大雪をもたらした今回の最強寒波。週末は雪かきなどに追われた人もいるのではないでしょうか。一方でこの大雪の恩恵を受けているのがここ数年、雪不足に苦しんできたスキー場関係者です。

9日、黒部市の宇奈月温泉スキー場では連日の大雪で降り積もった新雪を求め、朝からスキーやソリを楽しむ人たちの姿が見られました。

訪れた人
「いっぱい降ってうれしい。スキーして遊びたいです」
「やっぱテンションあがりますね。雪は。雪かきとかは面倒くさいんですけど」

県外からの観光客も――

東京からの訪れた親子
「東京で雪がちょっとしか降らなかったから嬉しいです。雪合戦とか雪だるましたい」
「彼女(娘は)今回雪を見たのが本当に人生ではじめてくらい、こんなたくさんの量の雪見たのがはじめてだったと思うので。東京に戻ったら雪なんて全くない状態なので、(滞在)最後の雪をしっかり楽しんで子どもたちと一緒に楽しんで1日過ごしたなと思ってます」

9日のゲレンデの積雪は275センチで、例年よりもかなり多く雪質も良いということです。

宇奈月温泉スキー場 古川憲一さん
「2月越えて2メートル超えてるっていうのは、ほぼほぼ稀な年だと思うし、去年おととしと雪が少なくて、営業日数も少なく終わったシーズンだった」