誤まった作業で相次ぐ “情報漏えい” …
小中学校計19校でルール違反が判明
富山県教育委員会(記者会見)
「心より深くお詫び申し上げます」

そのクラウドをめぐって生徒や児童の重要な情報が漏えいする問題が富山県内の学校で相次いでいます。1月12日、富山北部高校の3年生19人分の名字と成績が1年生全員に閲覧できる状態になっていました。
さらに…
富山市教育委員会(記者会見)
「誠に申し訳ございませんでした」

富山市の堀川南小学校でも、児童が回答したいじめに関するアンケート326人分をほかの児童が閲覧できる状態となっていたことがわかりました。

教員が『クラウド』の使い方を誤ったのが原因でした。

富山市教育委員会は、個人情報を含むアンケートをクラウド上で実施しないよう呼びかけていました。

しかし、富山市内の小学校17校、中学校2校の合わせて19校で、ルールが守られていませんでした。

富山市教育委員会は、個人情報漏えいのセルフチェックシートを作成し、各校での周知を要請していたということですが…
富山市教育委員会 河原弘幸 学校教育課長
「理由といたしましては、もちろん私たちの周知不足というのが最大の原因だと思いますが、各校での研修を実施・充実させていくとともに服務規律の徹底に関する体系的な研修の見直しを令和7年度以降のものについて見直しを行っているところでございます」
