“平等に扱いたい” が負担となってしまう…
去年富山県内で生まれた多胎児は69組。多胎育児は同時に2人以上の妊娠と出産、育児を担うことで身体・経済的な負担が大きいことは誰もが思うこと…。
それだけでなく、子ども一人を相手にするのとは違って同時に複数の同年齢を相手にするため、子どもを平等に扱いたいとの思いが、心理的な負担として加わると考えられます。
このため、ますます外出しにくくなり、同じ悩みを持つ人との出会いもなく、産後うつや虐待のリスクが高くなるとされているのです。

日本多胎支援協会によりますと、多胎家庭での虐待死のリスクは単胎家庭より2.5~4倍と指摘されています。