もしもの時に備えておきたい登山用品
富山県立山町にある登山用品の専門店。
モンベルヴィレッジ立山店 小池健太 店長
「エマージェンシーシートという広げると大きなシートになる。アルミのシートで熱を反射して暖かくなる、熱を逃がさないというものになります」
体から発せられる熱を反射して体温を保つことができるシートです。持ち運びが楽で軽いのが特長です。
また遭難した場所にスペースの余裕があればテントを張ることで長時間より効果的に寒さをしのげます。
モンベルヴィレッジ立山店 小池健太 店長
「ツェルトという緊急時に使う簡易テントのようなものがある。風や雨、雪をしっかりしのぎシャットアウトできるものになっています」

570グラムと軽くコンパクトで人気ですが、組み立てにある程度時間がかかるため、事前に組み立て方法を把握しておく必要があります。
富山県警本部によりますと、今シーズンはいまのところ雪山遭難が発生していないということですが、春先に向けては雪崩の危険性が増すため、登山届の提出や無理のない登山計画を呼びかけています。
富山県警山岳警備隊 飛弾晶夫 隊長
「昨年は(雪が)少ない年と言われていたが、ことしは山の方にはそれなりに雪が降っているので、十分備えていただきたい」