「がん」は隠れるのがうまい
Q『浸潤性小葉がん』は発見が難しい?
梅宮アンナさん「私自身も最初『え?』って聞き直しました。乳がんも種類があるんだということを初めて知りました。『浸潤性小葉がん』は発見が難しく、気がついたときにはもう『ステージ3』ほどになっているそうです」


Q毎年人間ドックを受けていてもわからなかった?
梅宮アンナさん「その日に映らないケースもあるそうで、先生から『がんは隠れるのが上手いんです』と言われました。1回調べて何もなかったら皆さん喜ぶんですが、もう1回調べようという気持ちを持つように、それぐらいがちょうどいいとわかりました。私の症例から皆さんもそう覚えておいてほしいと思います」

Q今の治療を選択した理由は?
梅宮アンナさん「私の状態『ステージ3』だと標準治療を選ぶしかなく、保険対応できる治療法を選んだだけです。標準治療の期間もフルコースだとかなり長く、お金がかかります。海外を知っている方はみんなわかっているけれど、アメリカにはこの医療制度がなく、救急車を1回呼んだら1500ドル、日本円で20万円以上します。みんな民間保険に入らなければいけないですし、安い保険に入ると良い治療は受けられない。高額保険に入ればいい治療を受けられるというのがアメリカ。高すぎて保険入っていない人も大勢います。だから日本は素晴らしい。私は保険で治療を受けていますが、感謝しかありません」