受注は去年の2倍以上に

大谷選手の効果は南砺市福光地域のバット工場にもありました。

河合バット製作所 河合彦光 社長
「大谷選手がグローブを6万個、日本全国に配ってくれたおかげで、子どもたちが野球する機会が増えたんじゃないかな。だから少年用の子どもたちのバットは注文たくさん入っいます」

子どもたちだけではなく、自分にあった理想のバットをつくりたいという高校生や大学生からの問い合わせが殺到。木製バットの受注は去年の2倍以上に増えたそうです。

河合バット製作所 河合彦光 社長
「身長の高い人、低い人、細い人、太ってる人。いろいろとあると思うんですが、その人にあったバットを作れるのが木製バットだと思ってるんですよ」

現在、プロ野球選手の約4割が富山県産のバットを使用。

大谷選手も日本でプレーしていたころは、福光で作ったバットを使っていたといいます。

2年連続3度目のMVP獲得なるか。富山でも吉報を待ちわびています。