日本トップの福利厚生を目指す富山の企業。その内容は社員の懐に優しい「インフレ手当」や「全額会社負担の海外旅行」だけにとどまりません。新たに建てた社屋には“社員愛”があふれていました。高齢化・人手不足が深刻な業界で、業績好調の要因も この“手厚い”福利厚生にあるといいます。
25日、富山市の本社の隣りに完成した6階建てのビル。建設・デザイン部の拡張と国内トップを目指す福利厚生制度のさらなる充実を図るために建てられました。

新社屋の5階には180インチの巨大画面が設置された会議室。勤務時間外には「シアタールーム」として使うことができ、映画鑑賞をすることができます。

4階の飲食・カフェコーナーといっしょに設けられたのは「トレーニングコーナー」。若手社員からの要望に応えたそうです。

6階となる眺めのいい屋上には開放的な「スカイラウンジ」が設けられました。バーベキュー大会や花火大会をゆっくりとみることができます。これらの施設は社員が仕事の合間や勤務時間外に自由に使用することができます。

男性社員「ランニングできる場所とかもあるんですけど、そこで体を動かして気分転換とかできたらなって思ってます」
男性社員「どこを見てもわかると思うんですけどとても綺麗なので、あと1番屋上が吹き抜けていて、椅子とか机あるので、リラックスもできるし、バーベキューとかもできたら楽しそうだなと思いました」

この新社屋を建てたのは富山市に本社を置く日本空調北陸。空調設備の設計や施工、メンテナンスを手がけ、太陽光発電システムの設計なども行っています。