南砺市では、5日、城端曳山祭の本祭が行われ、絢爛豪華な曳山が「越中の小京都」を練り歩きました。ことしは300年の歴史で初めて女性の地方(じかた)が庵屋台で演奏しました。

ユネスコの無形文化遺産で国の重要無形民俗文化財に指定されている南砺市の「城端曳山祭」。ことしは、6つの町の絢爛豪華な曳山が町の繁栄を願って城端の町を練り歩きました。

車輪をきしませながら練り歩く豪快な曳きまわしが、沿道の観客を沸かせていました。

曳山を先導する庵屋台からは、三味線や笛の優雅な音が流れ、街中に響きわたりました。祭りでは、地方の担い手不足が課題となっていて、ことし、300年の歴史で初めて女性3人が地方として庵屋台で演奏しました。