学校や公共施設、工場や道路、港湾等の公共土木事業を手掛ける建築工事業の「八倉巻建設」が25日までに事業を停止、自己破産の申請に入ったことがわかりました。負債総額は3億3000万円にのぼるとみられます。
帝国データバンク富山支店によりますと、八倉巻建設は1934年(昭和9年)に創業、富山県の地元、滑川市をはじめ県東部で地域密着の営業を展開し、学校や公共施設、事業所、工場や道路、港湾等の公共土木工事など幅広く手掛け、最盛期の2005年12月期の売上高は25億2200万円を計上していました。
しかし近年は受注が伸び悩んで資金繰りが多忙となり、事業の継続の見通しが立たなくなったため今回の措置となりました。
2022年12月期の負債総額は3億3000万円とみられます。