実質的な議員報酬の増額だとして反対も…

現在、地方議員は国民年金のみに加入することになっていて、議員が厚生年金に加入した場合、労使折半により保険料の半額は市が負担することになります。

月額報酬60万円の富山市議では市の負担額が年間で88万4000円に上り、全体の負担額は定数38人で年間3300万円余りとなる計算です。

新たな公費負担を伴う実質的な議員報酬の増額だとして第2会派の自民党が反対しました。

自民党 久保大憲議員:「自らの将来や老後の生活が不安だからという理由で、自分たちだけ国民年金から一抜けし、厚生年金に移りたいという姿勢は富山市議会の品位を貶め市民からの信頼を再び失墜させることになる」

採決の結果、意見書は賛成多数で可決されました。