富山市議会は22日、議員の厚生年金加入を求める意見書を賛成多数で可決しました。実現すれば年間で3300万円余りの公費負担が生じる見込みで、意見書は今後、国会へ提出されます。

富山市議会の3月定例会最終日。最大会派・富山市議会自民党が提出したのは、議員の厚生年金加入を求める意見書です。

富山市議会自民党 鋪田博紀議員:「厚生年金への地方議会議員の加入のための法整備を早急に実現するよう強く要望する」

意見書では、働く人の9割を会社員などが占め、議員のなり手も会社員からの転身が期待されているとし、議員の厚生年金加入により家族の将来や老後の生活を心配しなくて済むとしています。