家庭ごみの有料化を検討している富山市は、子育て世帯や生活保護世帯に対し、ごみ袋を一定枚数配るといった負担軽減措置を視野に入れていることを明らかにしました。有料化の具体策については新設する廃棄物対策課で検討するとしています。

富山市 舟﨑環境部長:「有料化になることでその費用負担を自ら軽減しようとする動機づけ。こうしたことが家庭ごみの削減につながるものと考えております」
11日の富山市議会本会議で、自民党会派の江西照康議員が家庭ごみ有料化検討事業について市当局の見解を質しました。
富山市は新年度予算案の家庭ごみ有料化検討事業に621万円余りを計上。有料化は将来世代にごみ処理費用の負担を残さない枠組みで、ごみの減量化にもつながるとしています。

県内では市町村の6割以上が有料化を実施していて自治体が指定するごみ袋に処理費用を上乗せする形が一般的です。


有料化による低所得者の負担増について問われた富山市の舟崎環境部長は「紙おむつを使う子育て世帯や生活保護世帯に対し、ごみ袋を一定枚数配るといった負担軽減措置を検討したい」と述べました。
富山市は新設する廃棄物対策課で有料化について具体的に検討していく方針です。











