旬の魚や果物、花などを市場の担当者に紹介してもらう「市場で旬みっけ!」。今回は、会津の特産品「みしらず柿」です。
会津地方を代表する特産品「会津みしらず柿」。枝が折れそうなほど多く実ることを「身の程知らず」と表現したことが名前の由来とされていています(※諸説あり)。1928年から毎年、皇室へも献上されるとても贅沢な逸品です。

福島市の市場でみしらず柿を見せてもらうと…。
小湊愛巳アナウンサー「すごく重いですね。大きさもやっぱり大きい。」
福島中央青果卸売・清野研二さん「みしらず柿はカキが大きいのが特徴になります。」
実は、「みしらず柿」は渋柿のため、収穫した後はすぐに食べることはできません。焼酎をふりかけ、2週間程度置くことで、渋みのもとである「タンニン」とアルコールから分解された「アセトアルデヒド」という成分がくっつくことで渋みを感じなくなるそうです。

清野さん「こちらはガスで渋抜きしました。ガスの渋抜きだと、食感がパリッと仕上がって日持ちもいいので、かためが好きな人には大変いいと思う」