師走の都大路を駆け抜ける全国高校駅伝が21日開かれ、福島県代表の学法石川・男子が悲願の初優勝を果たしました。
京都市で58校が出場して開かれた全国高校駅伝・男子。
県代表の学法石川は1区でエース・増子陽太が序盤から先頭集団を引っ張ります。
その後、8キロ手前で増子がロングスパート。
日本選手最高記録の驚異的な走りで先頭でタスキをつなぎます。
3区はWエースの1人、栗村凌。
増子と切磋琢磨してこの大会に臨んだ栗村は前半から積極的な走りを見せ、2位との差を1分近く離し区間賞で後半のランナーにタスキをたくします。
その後、4区から6区を先頭を保ったまま走り、大会記録を上回るタイムでアンカーに入ります。
アンカーは1年生で抜擢された美澤央佑。
50秒近いリードをもらってスタートした美澤は落ち着いたペースで走り切り、見事県勢初、大会新記録で悲願の優勝を果たしました。
【学法石川・松田和宏監督】「1区で流れに乗って3区でまた突き放して理想的なレースをすることができた」
一方、学法石川の女子は3年連続で1区を任されたキャプテンの湯田和未が残り1キロまで先頭集団で走り7位でタスキをつなぎます。
しかしその後は実力校のスピードについていけず14位に順位を落としてアンカーにタスキをたくします。
2年連続アンカーの岩橋菜乃は粘りの走りを見せ順位を1つ上げましたが13位でフィニッシュ。
目標の8位入賞には届きませんでした。










