日本三大ラーメンの一つである福島県の「喜多方ラーメン」。喜多方市は、外国人観光客を呼び込もうと、インバウンド向けに極上の喜多方ラーメンを開発しました。この一杯の中には、歴史や文化が盛り込まれています。

すっきりとしたスープに、モチモチのちぢれ麺。喜多方市では、新たにインバウンド向けのラーメンが開発されました。

15日、喜多方市の「活力再生麺屋あじ庵食堂」でメディア向けに喜多方ラーメンの新商品発表会が開かれました。外国人観光客を呼び込もうと、去年10月から喜多方市が中心となり、開発がスタート、支援者としてあじ庵食堂などが携わりました。

活力再生麺屋あじ庵食堂・江花秀安店長「良い仕上がりになったと思います。地元の食材をふんだんに使って喜多方ラーメンのブラッシュアップを意識して作りました」

その名も「SUGOI(すごい)」。ラーメン箸のお土産付きで、1杯3000円(税込み)の贅沢な一品です。コンセプトは”喜多方の魅力を一食で伝える”。麺には市内で生産された小麦「ゆきちから」と「夏黄金」が使われていて、チャーシューは、喜多方市産のふくしま会津牛が使用されています。

どんぶりは喜多方市で作られた漆器が使われ、歴史や文化が感じられる一杯となっています。その味は…。

高橋広季アナウンサー「おいしいです、あっさりしていますね。麺がちぢれていて食べ応えがあります。噛めば噛むほど麺がスープによく絡んでおいしいです」