21日に京都で行われた全国高校駅伝で、悲願の初優勝を果たした学法石川。勝負の分かれ目はどこにあったのか。福島陸上競技協会駅伝委員会の畑中良介委員長に聞きました。

畑中良介委員長「今年の学法石川を見ると、上手く流れれば勝機はあるなと思っていた」

畑中さんは優勝の1つのポイントとしてWエースがつくった「貯金」が大きかったと話します。

畑中委員長「(増子選手は)自分のスタイルを貫いた。ラスト勝負になるとスピードがある他の選手に負けてしまう。誰も行かないところで自分は行くんだということで、あそこでグイグイ行った増子選手と安全策を取った仙台育英とで予定以上の40数秒開いたので、かなりのアドバンテージを1区で取ったと思う」