「トマト作って35年、今年は異常」
生産地の一つ、会津若松市のトマト農家を訪れてみると…。
阿部真奈記者「こちらのトマトハウスでは、記録的な猛暑の影響で、このようにトマトの実が割れてしまうなどの様々な影響が出ています」
実が赤くなる前に、ヘタの部分がひび割れたトマト。ハウスには、売り物にならない規格外のトマトが実っていました。

山内善二さんのハウスでは、今年の記録的な猛暑、そして寒暖差の影響が出ています。
農家・山内善二さん「寒暖差が大きいので、トマトが暑い時に皮が焼けて、それが急に秋口にトマトが肥大すると、皮が固いのでびりっと裂果しちゃう」
例年はおよそ10トンを出荷していますが、今年は規格外のものが多く、出荷量は3割ほど落ち込んだと言います。
山内さん「トマトが割れて出荷量も少なくなって、例年とは全然収入も減っている」

11月上旬まで収穫を行っている山内さんですが、今年は収穫が見込めないことから、10月いっぱいで今シーズンの作業を終えることにしています。
山内さん「トマトを作って35年ぐらいになるが、会津で40日も30℃の温度が続いたのは異常というしかない。自然には勝てない、いくら頑張っても」
スーパーにいってみると…。










