一つの大きな要因としては、被災した時期があげられます。
伊達橋は去年3月に被災しましたが、阿武隈川は6月から10月に水かさが増すため工事を行うのが難しいということです。
もう一つは、現地調査や、市や県の要望を国がとりまとめるのに時間がかかるということです。
さらに、仮の橋は299メートルと規模が大きいことも工事計画が長くなった要因となっています。

「仮の橋」の設置は、橋の復旧に時間がかかる時、行われることがあります。
県内では最近だと、2019年の台風19号による大雨で矢祭町の高地原地区にある橋が流されたときにも作られました。

その時は、橋の長さも伊達橋の4分の1ほどということもあって、およそ4か月で仮の橋は完成しました。
