福島県内の地銀で最大手の東邦銀行は26日、大東銀行の株式を新たに取得し、筆頭株主となりました。
福島市に本店がある東邦銀行は、26日の取締役会で、郡山市に本店がある大東銀行の株式を、東京の投資ファンド「HSホールディングス」から取得することを決めました。
東邦銀行によりますと、今年5月に、HS側から大東銀行の株式売却について、打診があったということです。今回の株式取得で、東邦銀行の保有比率は、およそ19%となり、筆頭株主となります。

今回の判断について、東邦銀行は「健全な競合関係を維持しながらも、互いの強みを生かして連携することが重要と考えた」とコメントしています。
一方、大東銀行は「筆頭株主の異動が行われたものと認識している」「経営統合等に関する検討・協議はしていない」とコメントしています。











